2021/04/09

BMW純正Wheel Lock Boltへの交換

たかがWheel Bolt、されど輸入車にはいろいろな問題がある。

そもそもナット止めではなくボルト止めであるため、ボルト1本の値段が高い。結構高い。
標準の17”Wheelだし、盗まれることは無いとは思うが、折角なのでRock BoltをNetで購入。
かつてのBMWはRock Boltが標準だったそうだが、世知辛い世の中である。
特殊形状ナットが2個付いていたので、1個は工具として、もう1個は車載することにした。
それっぽい場所が右下にあるのだが、爪には引っかからないが、まあいいか。

さてRock Boltに交換するには、今のBoltを抜かなくてはならない。
駐車したままでは車重の負荷がBoltにかかるために、タイヤ交換ではないにせよJack-upが必要になる。
Run Flat Tireを使用するBMWは、標準工具からJack工具も廃止された。
世知辛い世の中である。

Jack工具の購入が必要だが、最低地上高が低いので、普通のオイルジャッキが入らない。Low Down用の特殊なジャッキが必要になる。これも高価だ。
次にジャッキアップする場所が、特殊な形状をしているので、何も考えずにジャッキを入れると、マウントがひしゃげて情けないことになる。そのため別売りのジャッキ用マウントが必要になる。
とまあ、たかがWheel Boltを外すだけで、いろいろあるのが輸入車の楽しみともいえる。

いろいろと調べるうち、Low Down用のジャッキと、特殊マウントは、安価なパンタグラフジャッキで行けそうなことがわかり、京都機械工具(KTC)のPJ-1を購入した。
このジャッキの特徴はそのHeadの形状であり、採寸の結果横52mm x 縦30mmであった。
BMW用マウントのウマの部分が幅25×長さ55×高さ10ということは、縦30mmが受け口に入るのかどうかが問題だ。
Webで探しても、受け側の穴寸法が出てこないため、実機確認する必要がある。
上手くいけば、Low Down用のOil JackとBMW用のJack Padが、PJ-1の値段でカバーされることとなる。
ぴったしカンカン!
挿入後の遊びから想像するに、受け側寸法は32x57x8mmではなかろうか。

さて、無事交換したBoltは、規定トルクで取り付ける必要がある。
Golf Vの時はトルクなど無視して体重をかけて自主トルク管理していたが、今後はちゃんとTorque Wrenchを使い、規定の140Nmで締めてやろうと思う。

近所の工具屋に行くと中級のTWが特価販売で、1800円以上の収納箱も付いている。
これは買いでしょうと勇んで購入したが、Bitの取付サイズが1/2”で手持ちのBitと合わなかった。
トルク管理はWheelの取付だけだと思うので、17mmのBitとNBOX用の19mmだけ1/2”を購入。
ついでにアルミホイール用の肉薄ソケットも購入。

以上、Wheelの盗難防止Bolts交換にかかった費用は、Bolt本体を入れて¥17,289でした。

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