2021/02/16

社外Option品

中古車を購入する最大のメリットは、ある程度のOption品がすでに搭載されていることだと、深く信じている。
今に至るまで19台の車歴を持つ私だが、過去4台しか新車を所有したことがない。

メーカーさんのHPから、新車シミュレーターで遊んでみると、結構面白い。
「え、これ標準じゃついていないんだ~」
「追加オプションで158,800円、しかも工賃別~」
「え~、これを付けるにはパッケージを買わなきゃいけないの~」
とまあ、楽しめること請け合いですが、最終的に「これはお買い得」と思った車が、オプション総額100万円越え、なんていうことはざら。
その点中古車の値付けは、基本車の年式と走行距離で算出され、どんなに高額なオプションが付いていても、その評価額は知れたもの。

中古車である以上、前のオーナーさんの好みでどんなオプションが付いているのか、楽しみなところ。
車好きな親父が経営するガレージから中古車を購入するなら、付属のオプション品をいろいろと説明していただけ、その分お買い得ですよ、的な売り込みをされることだろう。
これがメーカー系列の認定中古車だと、社外品(後付け)オプションに関する説明は、一切してもらえない。まあ当然か。

私の車選びで、ETCは必須項目。ドラレコは付いているに越したことはない。
車のデコレーションは、極力ない方が良い。かっこよければ別だが。

さて、ETCは標準装備のBMWだが、今回購入した320dは、ドラレコが付いていることを確認していた。
納車の日、担当セールスさん曰く、ドラレコは社外品なので、microSDが入っていません。電源ケーブルもプラグを外しています、とつれない説明。

一方、地デジチューナーは純正オプション品搭載だったためか、説明を受けました。まあiDriveの1番ボタンを押してください、だけなのですが。
私も同乗者も、車の中でTVを見たいとは思わないので、このオプションにはお得感は感じませんでしたが。

さて、本題に入っていきます。

受け取った分厚い取説一式の中に、AIT-BM608-AIOというものの説明書が入っていた。
何者かわからずWebで調べると、ナビ男くんなるものが飛び出してきた。正直「ナビ男くん」という名称を、初めて見た私でした。
型式からすると、All In One i/f 78,000円+工賃、というもののようです。いったい何をするもので、どこに設置されているのでしょうか。

以下、ナビ男くんのHPからの引用です。

輸入車の純正ナビは、本国とのレギュレーションの違いから、「テレビが映らない・映りが悪い」「CD/DVDの再生ができない」「録画したDVDが再生できない」「バックカメラが備わらない」など、日本での使用には些か不便を感じる点が散見されます。これらを追加装備しようにも、純正ナビに一般的な拡張機能が備わらないため、単純にユニット同士を接続することさえできません。

そんな拡張性に乏しい純正ナビにプラスアップ!純正ナビでは「できなかった」ことを「できる」に変えてしまうのが、ナビ男くんのオールインワン・インターフェースなのです。
オールインワン・インターフェースを介することで、”欲しかったあの機能やこの機能”が純正ナビに追加できてしまうばかりか、純正ナビ同様にボタンでコントロール可能。業界屈指の拡張性と操作性を誇るAVインターフェースなのです。

接続可能な機器は、地デジ/DVD、スマホ、リアモニター、ドラレコ、S連カメラ、レーダー、OTHERとあるようですが、前オーナーさんはどのできないを、できるに変えたのだろう。

地デジチューナーはBMWオプションだとすると、スマホ?ドラレコ?レーダー?
ひょっとすると小さなお子様がいて、後部座席用のリアモニターを付けていたのかな。手放すときに、モニターは次の車に乗せ換えたのかな。ちなみにレーダー探知機も付いていません。そんなもの付けたままでは、BMWの認定中古車にはなるわけないか。

再びナビ男くんのHPによると
標準装備の地デジ・DVDビデオが走行中に映るようにすることも可能です。
やはりTV漬けの人なのか、お子様持ちか。
走行中にナビの操作ができるようにすることも可能です。
これは必要でしょ。超ラッキー(と、この時は思いました)

最近人気急上昇のドライブレコーダー。いざというとき役立つのはわかるけど、撮り逃しを防ぐには、撮影アングルがずれていないか、まめに確認も必要。これがナビ画面でできると良いのだけれども、そうでない場合、実は意外と煩わしい。
ナビ男くんの「オールインワン・インターフェイス」なら、ドライブレコーダーで撮っている映像を、いつでもナビ画面で確認できるようになります。
これなら、振動などの某かの事情で撮影アングルがずれてきていないか、こまめにチェック・修正できるので便利。
これを読んで、ふとドラレコの件を思い出した。
カメラと操作部は付いているのだが、モニターがない、横にスリムなタイプなのだ。
画像は当然iDriveのMonitorにうつされるのだと思っていたが、デーラーさんは教えてくれない。社外品だから。
すぐに以前のドラレコからmicroSDを移植して、フロントウィンドー(英語ではshield glass)から垂れていた電源ケーブルをつないでみる。

あれあれ、ピーピーと警告音が流れ、4つあるLEDがすべて緑に点滅している。
画面がないので、何が起こっているのか見当がつかない。
分厚い取説バインダーからドラレコのマニュアルを取り出して、エラーを調べなければ。
社外品とは言え、マニュアルを破棄してしまわなかったディーラーに感謝。

先ず開いたのは、故障かな?と思ったらのページ。
症状として9つのケースが書かれているが、どれにもあてはまらない。
初心に帰り、マニュアルを最初からながめてゆくと13ページに小さな字で、
新規購入したmicroSDカードは使用前に必ずフォーマットが必要になりますとある。
挿入前にPCで簡易Formatは掛けたのだが、これではだめらしい。本体上でのFormat方法を探す。
マニュアルの22ページに、エラーの説明があった。4つとも緑の点滅は、カード設定エラーと書かれているが、カード再設定の方法は、「ピンポン」と聞こえるまでENTボタンを長押ししてください、とだけ書かれているが、その後はどうするのかな?
34ページにようやくFormatの方法が書かれていた。
指示通りに行うことで、カメラから音声案内が流れ、案内に沿って操作していけばいいこともわかった。だからといってカメラの画像を確認できないのでは、位置調整もできない、という問題はさておいて、先ずはカメラの音声に従って、各種設定をめくら状態で行った。

あれ?本題は何だったっけ?今はとにかく社外品のオプションの設定と戦っています。

ドラレコカメラに戻ると、設定しなければいけない項目が、結構多い。
画像モード設定、カメラ設定、音声録音、3Gセンサー感度、ボイス、インポーズ記録、録画モード、パーキングモード、パーキングモード感度、そしてようやく設定したかった日時の項目にたどり着いた。

これでようやくドラレコが記録を始めることができた。iDrive設定が未完なので相変わらずの目隠し録画だが、話を先に進めよう。

ナビ男くんに話を戻すが、ドラレコの件もあり、最初にマニュアルに目を通してみた。
接続図から、システム全体像が想像できて来た。Dip SWの設定を見れば、何が接続されているのか一目瞭然なのだが、あいにくとハードの在処がわからない。おそらくエアコンの裏なのだろうが、車のパネルを外すのは、もう少し乗り込んでからにしたいものである。
iDriveに設定画面を出し、各種設定ができるようだ。早速現状確認をしてみた。

AV1:    GEX-900DTV    これは地デジチューナーだ。
AV2:    OFF    Multi-diskのDVDは付いていないようだ。
RADER VIDEO:    OFF
OP IN:    ON    これがドラレコに違いない。やはりiDrive画面にうつせるのだ。きっと。
ACC1:    OFF
ACC2:    OFF    リアのドラレコは付いていないようだ。
BEST2:    OFF    ああ残念。実はこのオプション、期待してたのだが。まあ入り口があるのだから、後から追加もできるというものだ。
PASSENGER SW:    MEMORY
DRIVER MODE:    OFF    あれ?これはEco modo/Sports mode切り替えスイッチの有無なので、ONが正しいのでは?継続調査要。

上記の設定を変更する必要がありそうなのは、DRIVER MODEとAV1である。というのは、分厚い取説バインダーに入っていたチューナーのマニュアルには、GEX-909DTVとあり、900ではないためだ。
チャチャっとこの2点を変えたのだが、なんだかTVの映り方が変わった気がする。納車時にTV画面チェックを怠ったことを反省。しかもナビ男くんHPによると、G-JUSTという機能があり、画面サイズを変えられるはず。設定モードになかったということは、あれだ!iDriveのShortcutボタン1~8の設定だ。っと勝手に想像を膨らませるが、こちらは納車時に確認済みである。1番がTVである以外、2~8は未設定状態になっていた。つまり車検を通すためか、社外品への嫌がらせか、Shortcutがリセットされてしまったに違いない。

実はナビ男くんのマニュアルを読み始める前に、気が付いたことがあった。
二つ目のシガーソケット電源を探していて、ネット情報で「グローブボックス下の穴」を探したところ、あるはずのないものを見つけてしまったのだ。小さなトグルSWとさらに小さな押しボタンSWらしきものである。
車検場に持ち込む前にトグルSWを倒すと、Default設定になるのかな。でもディーラーはナビ男くんのことはお見通しさ。

早速やってみた。
トグルSWは、ナビ男くんそのものの電源を落とすようで、結果として地デジが映らなくなった。
ボタンSWは何も起こらないようだ。後でマニュアルを見てわかったことだが、走行中の視聴制限切り替えSWのようだ。停車中ではわかり様がなかったわけだ。

AV1の設定に戻るが、よくよく取説を読むと、理解に苦しむことが書かれている。いわく
ON設定はGEX-909DTV以外の機器を使用する設定で、GEX-900DTVという設定は、GEX-909DTVを使用するとある。GEX-909DTVを使う設定はGEX-900DTVだということになる。実に解りにくいが。
明日にでもAV1の設定を元に戻し、TVの映り方とG-JUSTについて確認したいと思う。

そしてボタンSWは、走行中の操作がどう変わるのか、同乗者のいる時に実験してみることにしよう
後日、車の走行中にボタンSWを操作してもらったところ、モニター上に〇が表示されたときにはTVが映らないが、×表示にすると走行中でもTVが映った。
喜び勇んで運転中にNaviの行き先登録ができるかと思ったら、、、やはりできない。
走行中にナビの操作ができるようにすることも可能です。
と謳っているのにまだ設定が不十分なのか、ディラーで戻してしまったのか?

そしてドラレコの画面が見えない件は、、、まあ時間はあるわけだし。
後日、同乗者がメモリーボタンを適当にいじっていたら、突然ドラレコの画面が右画面に映った。モニターは左右分割表示をしています。
「今、何押した?」「3番」
だそうです。iDriveとしての4番ボタンには、何も登録していないんですけどね。「ナビ男くん」が付いていると、二通りの動作をするのかな?その切り替え方は?
また疑問が増えてしまった!

ちなみにこれも未登録な4番ボタンを押したら、画面の表示サイズが変わった。

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